ドイツ大好き。オルガン大好き。


by fu-ga_907
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聖木曜日、聖金曜日

今日はドイツは聖金曜日(Karfreitag)でお休みです。昨日はお休みではありませんでしたが聖木曜日(Gruendonnerstag)です。聖木曜日も聖金曜日も、キリスト教にとってはとても大事な日です。

キリスト教で最も大事な教会行事(?)はなんだと思いますか?クリスマス??
いいえ、違います。復活祭が一番大事な行事なのです。
復活祭からさかのぼって40日前(日曜日は数えません)の水曜日は灰の水曜日(Aschenmittwoch)といい、この日から四旬節、または受難節と呼ばれる季節に入ります。この季節に入る前のばか騒ぎがファッシング、カーニバルです。
四旬節には「何か好きなものを我慢する」など犠牲を捧げる場合があります。今年私はあるものを我慢しています。すぐくじける私でもできそうな、簡単なものですが・・・

そして復活祭の前の日曜日は「枝の主日」または「棕櫚の主日」(Parmsontag)といい、イエス・キリストがエルサレムに入城したことを記念します。そしてこの日から「聖週間」「受難週」にはいるのです。聖週間、カトリックでは大事な典礼がたくさんあります。プロテスタントでは特に無いようですが、教会によっては木曜日や金曜日に礼拝を行うところおあります。

この聖週間の木曜日を「聖木曜日」、金曜日を「聖金曜日」、土曜日を「聖土曜日」と呼びます。「聖なる過ぎ越しの3日間」です。
「聖木曜日」はイエス・キリストが最後の晩さんをしたことを記念します。カトリック教会では「主の晩さんの夕べのミサ」という典礼が行われます。
今年、この日にミサに行くと、聖堂の十字架はすべて紫の布に覆われ、祭壇画も閉じられ、聖画も紫の布がかけられていました。そしてミサの終わりには祭壇のものがすべて片付けられ、「キリストの体」とされる「ご聖体」も別の場所に安置され、祭壇は空っぽになります。
この日の典礼のグローリアでオルガンと鐘は沈黙します。復活の日まで鳴りません。
また、この日はイエス・キリストが弟子の足を洗ったことから典礼の中で司祭が信者の足を洗うこともあります。また「洗足木曜日」とも呼びます。(こう呼ぶのはプロテスタントだけかもしれませんが)ドイツのプロテスタントではきちんと礼拝が行われるようです。

聖金曜日は「13日の金曜日」といわれるように、イエス・キリストが十字架の苦しみを受けた日とされています。この日、ドイツは全国で休日となります。お店もお休みです。ベルリンはレストランなどだいぶ開いていましたが、カトリックの州ではカフェも、レストランもしまってしまうところが多いとか。「ラジオも受難曲などクラシックを流し続ける」のだと、ドイツ語の先生が話していました。
この日はカトリックの場合、午後3時から典礼があります。ミサではありません。日本の場合は休みじゃないので夕方から始まることが多いようです。でも、本来はイエス・キリストが息を引き取ったとされる午後3時から始めるのだそうです。ドイツのプロテスタントでももちろん礼拝があります。時間はそれぞれのようですが。
この日の典礼は重々しい空気の中で行われます。静かに静かに・・・オルガンも鐘も鳴りません。イエス・キリストの苦しみを思うにふさわしい典礼だと思います。
カトリックではこの日は軽い断食をします。もちろん本当に断食するのがいいのでしょうが、私はそれはつらすぎます・・・・1食は普通にして後の2食は抜くか軽くとるかです。またお肉は食べません。

明日は聖土曜日。この日もミサはありません。そして日没後(日没後は翌日と考える)、「復活徹夜祭」という荘厳な典礼が行われます。私が行く予定の教会は夜10時からのようです。ドイツのプロテスタントでも夜の礼拝があります。残念ながら日本のプロテスタントは日曜日だけのようですね。

そして日曜日、復活祭です。このことはまた後で~日常行事としてのお話も書こうと思います。

聖金曜日で肉を食べないはずの今日、ステーキ屋さんの前を通ったらにぎわっていました^_^;
さずが、エヴァンゲリッシュの街。というより教会離れかもしれませんね・・・・深刻。
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by fu-ga_907 | 2006-04-14 11:37 | 教会♪Orgel